昨日、先週金曜日に行われていた参議院予算委員会の様子を某動画サイトにて視聴した。政府参考人として現内閣の天下り対策に批判的な答弁をした一人のキャリア官僚に対し、仙谷由人官房長官が「彼の将来が傷つき残念だ」と恫喝まがいの発言している様子がそこに映っているものだった。この官房長官は、本当に有権者によって選ばれた政治家なのだろうか疑問に思う。
 この恫喝動画みのならず、この官房長官がこれまで行ってきた記者会見の様子等から察するに、この官房長官は、恐らく日本国民を本気で馬鹿だと思っている人なのだろうと感じる。詭弁に次ぐ詭弁で質問の意を少しずつすり替えることしか考えていない。弁護士あがりで多少我々よりも頭は切れるのかもしれない。しかし、不幸にも弁護士のお世話に万が一ならなくなった時、はっきり言ってこんな詭弁ばかりの○○弁護士の世話なんかになりたくないと誰しもが思うくらい酷い答弁・言動・思想である。
 旧社会党独自の思想で、この国を良くする妄想は勝手にやっていれば良い。しかし、その思想が民意と大きく離れ、暴走しすぎている現状は本当に危険である。そして、その暴走が日本という国の行く末にも影響していることが厄介である。不謹慎な言い方かもしれないが、世が世ならきっと国賊として国を思う青年将校等に天誅なり制裁なりを受けてたレベルだと本気で思う。
 昨日、この市においても市議会議員選挙が行われた。皆、どのような思いで一票を投じたかは分からないが、「名の通った人を今まで通り当選させれば理に適う」という思いを(特に地方の有権者は)そろそろ改めるべきだと思う。「Aが何も自分にしてくれなかったからBに暫くやらせてみましょう」等と、個の益を以て、軽々しく票を投じるのではなく、常に全体の益を考え投票に臨む必要があるのではないだろうか。
 それにしても、国や経済が大変な時期に、政治ごっこをしている現政権て、本当に無駄以外の何者でもない。