サッカー日本代表の快進撃により、日本国内が大いに盛り上がっているよう。今朝のニュース番組は、本当にサッカーばかりであった。昨日24日に公示された参院選が、本当に霞んで見える。道端の選挙用掲示板に参院選立候補者達のポスターが掲げられているのを目にする迄、(参院選がある事を)すっかり忘れていた。
 そのような中、菅首相は、昨日の街頭演説にて、消費税率を引き上げた場合の低所得者層への負担軽減措置について次のように言及したとのこと。
 「(生活必需品などの税率を軽減する)複数税率とか、あるいは払った消費税分は全額還付できるような制度も考えなければならない」
 どうやらこの首相には、消費税増税分の全額還付を検討する考えがあるようである。この首相も前首相と同様に訳の分からない事を云う方なのか。公平に薄く広く課税できるから消費税の増税なのではないのか。生活必需品に関して、無税とする配慮は評価できるが、税を全額還付するということの意味が自分のような凡人には理解できない。還付手続きに労力と時間と税金が使われることを考えれば、それこそ無駄なのではないだろうか。
 子供手当て全額支給不可能で離れていった有権者を今度はキャッシュバックで釣るつもりらしい。こんな民主お得意のフィッシング詐欺フェストに何度も日本国民が釣られるというのだろうか。そんな思いつきを口にするより、先ずはいい加減な構想で作ったばら撒き制度を全て廃止し、自分達の身(議員数の削減・議員報酬の削減)を切る行動を起こすことから始めてもらいたい。