高円宮全日本学童野球市予選、見事優勝!!!
 昨年秋、チーム結成当時、「このチームは一体どうなるのか(公式戦で勝てるのか)」という諦めの言葉を幾度となく聞いてきたことを思い出す。そう言われながらも、新人戦を取り(優勝)、その他の大会でも少しずつだが結果を残しつつ、ここまで到達した。期待と不安、大きなプレッシャーを抱えながら、この学童野球市予選に臨んだ。
 長男等の頑張りを直ぐ近くで見て、支えてきた自負があるだけに、この大会に対するこちらの思い入れも強く、先週より本当に眠れない日々が続いていた。それだけに優勝の瞬間は、涙が出そうになるくらい嬉しく、また、何とも言えない安堵感で本当に胸が一杯になった。痺れる試合内容ばかりであったことが、より一層胸を一杯にする。
 この大会の独特の雰囲気に呑まれたのか、一回戦から決勝までの四試合、すべて先取点を許し、我慢に我慢を重ねる苦しい展開ばかりの試合だった。こちらは先取点を取られる度に、ネガティブな試合展開ばかりを勝手に想像するが、選手達は数限りあるチャンスを尽くものにする粘りを発揮し、「逆転の○○」という代名詞が相応しいばかりの勝負強さを見せてくれた。
 選手等の頑張りのおかげで、あと一カ月半程後に、再び心地よい緊張感と高揚感を味わうことが出来る。県大会を2つ以上勝つことが出来れば、全国大会への出場も必然と視野に入ってくる。そのようなことを考える権利は、この市に一チームしかないことを誇りにしても良いだろう。小さい選手ばかりのチームだが、胸を張り、誇らしげに整列した選手達の姿が少しばかり大きく見えた。