何やら再びジワジワとガソリンの値段が上がってきているようである。
 石油情報センターが発表した石油製品の店頭小売価格の週次調査によると、4月19日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり135.2円となり、前週と比べ2.0円上昇、7週連続の値上がりとなっているとのこと。
 この際、自動車偏重のライフスタイルを見直し、徒歩や自転車での移動に切り替え、併せて、一日の運動量を増やし健康増進の効果を期待する。あるいは鉄道・バス等の公共交通機関を利用し、全体の石油消費量を減らして資源を節約を行い、併せて貿易収支も改善させる。このような目先の持って行き方も必要なのではないだろうか。
 しかし、前述の様、ポジティブに考えなければならない側面もあろうが、このような田舎では公共交通機関による移動も儘ならず、車が本当に欠かすことの出来ない必需品となっていることも現実としてある。天井が見えないガソリンの値上がりは、本当に勘弁してほしい。原油高騰と言うが円高続きなのに何故高いのか。値上げの時は、直ぐ反応するのに対し、値下げの時の反応が鈍いことにも納得がいかない。そもそも原油先物投機の対象になっていること自体おかしいと思う。
 インチキ政党のガソリン値下げ隊は政権を獲ったと同時に暫定税率守り隊に変化しているし、八方美人・ノープラン政府は普天間の問題にて八方塞がりとなっており、ガソリン価格の政府介入どころではなさそうだし、結局、国民一人一人が自己で対策を考えるしかないと思われる。どのみちゴールデンウイークが終われば、(元売りが)高値を維持しつつも少しずつ値下げを開始するのだろうが・・・。