昨日の後輩MSWの結婚式については、他の誰かがブログに記載すると思うので、「おめでとう、お幸せに」というコメントだけ残して、今日もマイウェイを貫こうと思う。
 長男にとって、学童野球最後のシーズンが昨日の公式戦開幕を以ていよいよスタートを切った。シーズン一発目、オープン参加の大会である為、勝敗云々よりも、課題の確認やチームの力を量る事に目的を置いた大会と云える。しかし、やはり黒星スタートというのはいろんな意味で気分の良いものではない。ベンチの中で、スコアを付けつつ、実践を通した課題の確認をしながら、何とか勝ってくれることを強く心の中で願っていた。内容はこそは良くなかったが、何とか勝利することが出来て本当に安堵している。
 だが、(欲を言えば)やはり内容にも拘りたい。ボール先行の相手投手に対し、待球できる余裕を持った打者や揺さぶりを掛けようとする打者がいない。左利きのショートを見てもショートの右側へ打球を転がそうという狡賢さを持った打者がいない。打てないチームなら打てないチームなりの攻め方や考え方がある。試合前のシートノックなり、練習状況なりをもっと観察し、ウィークポイントを探し出せる選手がそろそろ出てきてくれないかと思っている。何も技術や精神論だけが野球ではない。
 長男も何をテンパったのか、ノーアウトランナー2塁と進塁打が必要な場面で最悪のフライを打ち上げる等、昨年にはないような失敗をしてしまっていた。右方向へ(引っ張る)強い打球を意識し過ぎて、右肩が早く開いてしまったとのこと。サードが前に出て来れない状況であることを考えれば、あの場面は、強打ではなくサード前へのセフティーバントを試みてもよかった。チームでは、数多くある制約の中において、自由が与えられた(自己判断してよい)打者の1人であるはずなのに・・・。
 思えばこの冬場、選手間の意識の差異等、いろんな事が鬱積し、長男自身、危機的状態に陥った事があった。長男が発信したSOSに、チームスタッフや卒業していく6年生、そして学校の先生までもが素早く反応し、サポートをしてくれたおかげで、今もこうしてグラウンドに出て野球を続ける事が出来ている。長男自身、一つ壁を乗り越えた事、支えてくれた周囲の方々に対する感謝の気持ちが芽生えた事によって、野球を追及していく姿勢と言動が一つ大人になったような気はしていた。
 しかし、このような場面で少し冷静になれないとは、未だ未だ甘い・・・。