中国河南省にて三国志の英雄で、魏の国の基礎をつくった曹操の墓が発見されたとのニュースを今朝の出掛けに見かけた。墓の総面積は740平方メートルで、2つの大きな墓室と4つの副室があるという。金や銀の器や、鉄剣、水晶珠など約250点の副葬品があり、曹操の遺骨のほか、2人の女性の遺骨も見つかったとのこと。
 断定した理由等については、次男が朝早くから騒いでいた為、よく聴き取れなかったが、出土した文物はいずれも後漢と魏の特徴があり曹操の時代と一致する事、墓に曹操を示す「魏武王」と刻まれた銘文が複数見つかった事等、その他諸々あるらしい。
 歴史とは後世による造り物だと思う事が多々ある。事実を記すよりも、後世にとって都合の良い解釈を積み重ね、歴史は作られていくというのも恐らく事実だろう。だから歴史の探究は面白くもあり、難しいものであるのだろう。三国志演義によってしか知ることの出来ない曹操をこの発見によって、何処まで検証していくことが出来るのか。中共の現況はさておき、楽しみにしたいと思う。
 曹孟徳・劉玄徳、日本で言えば武田信玄織田信長豊臣秀吉等、指導者なり覇者と呼ばれた者は皆リーダーシップがあり、覇気があり、野望があり、信念があり、命がけで国を治め、政治を行い、民の平安そして国の安定の為に戦ったと記される。
 それに比べて今の中共の胡散臭さは一体何なのか、脱税総理及び恫喝幹事長が国を取り仕切る日本とは一体何なのか。少なくとも、後の伝記に立派なリーダーと記されることはないだろう。
過去の英雄たちは今の世を見てきっと嘆いていることだろう・・・。