昨日の偽報道番組にて・・・。
 自民党鳩山元総務相が、兄の鳩山首相と同様に実母から年1億8000万円の資金提供を受けていた問題に触れ、「親子の貸し借りという論理は常識として通用しない」との認識を表明。その上で「きちんと贈与税を払いたい。それが私の責任の取り方だ」と述べたとのことである。
 この件を某局、某偽報道番組においても取り上げていたが、MCのコメントを聞いてひっくり返りそうになった。身内のお金の話であるからゼネコン等から流れるお金(賄賂)を貰っている政治家とは悪質度が違うだ云々等々と。馬鹿なコメントを言い放ち、必死になって兄である首相を擁護したいようであったが、これは立派な脱税である。国のトップに立つ者が国民に示しのつかない悪の手本を見せている現状に、抗議の声も挙げない偽報道番組等は、もはや社会に必要のない悪でしかない。
 ここ最近、特に感じる社会秩序の崩壊・遵法意識の低下は、ある意味不必要なマスコミの煽動により招かれた事態であるかもしれない。MCやコメンテーターの偏った思想や願望なんかを制限なく公共の電波で垂れ流した結果、世の中が悪い方へ悪い方へ向かっていったのは疑いようもない事実であろう。今の報道に公正性・中立性・正確性を見ることは出来ない。出来るものなら破壊活動防止法を適用したいくらいに酷い偽報道番組も多く存在する。
 このような変な報道番組に支えられる現政権とは一体何なのだろう。真実を覆い隠し、問題や失策はスルー、支持率さえも捏造し国民を欺こうとする。冗談ではなく本当に日本国民の愚民化→国力低下→国家転覆→他国への主権移譲を狙っているのかと・・・。