土、日と相談援助実習の指導者講習会に参加してきた。トータル14時間の研修を僅か2日で強行実施するという講習会であった為、脳内は沸騰状態、腰部痛は限界域に到達で、昨晩は子供より早く寝入ってしまった。十分な睡眠を取ったはずだが、脳内の疲れが未だ抜けておらず、この程度の(ブログ)書き出しに約20分も掛かってしまった。もしかすると、これ以降の文章はいつも以上に支離滅裂なものになるかもしれない。
 何時頃の話かは詳しく知らないが、社会福祉士の養成カリキュラムが大幅に変わり、以前は90時間(約2週間)で済んだ現場実習も180時間(約4週間)必要となったらしい。学生にとっては貴重な時間となる相談援助実習を病院で行いたいと希望する学生が果たしているのかどうかは疑問ではある。まして、当院のような療養ベースの回復期を選ぶとなると沢山いる学生の中でも余程の変り種か、マニアック(勉強熱心)かというところであろう。
 そうは言っても、備えあれば憂いなし。いつ依頼があるか分からない学生さん達の為、そして自分達の為に受入の準備はしておかねばならないだろう。幸い、今回の講習会参加により、実習指導の概念を少し体系化することができた。現在いる新人SWに援用しつつ、その効果を確かめながら、「実習受入マニュアル」の作成、「相談援助実習プログラム例」の作成等へ少しずつでも移行していければ良いと考えている。後は、組織(病院)として実習生を受け入れる為の意識作り、環境作りか・・・。
 強行スケジュールの中での研修ではあったが、振り返りをしてみると得られたものは多くあるのだと素直に感じる。しかし、年を取ったせいか、記憶できる容量が少なくなってきたのも事実。学んだ事を出来るだけ早くアウトプットし、実践を通して形を作っていかなければ忘れてしまう。更に11/7、11/8と東京での研修に参加する予定がある。少ない容量の頭の何処にインプットさせようか悩んでしまう。