8月末の合法的買収選挙から、一か月と半月程度が経過した。これまでの経過を我慢しながら見てきたが、やはり各所あらゆる部分に民主及び民主マニフェストの矛盾が露わになってきたような気がしてならない。その矛盾を指摘しようともしない各メディアにうんざりし、ここ最近のフラストレーションはかなりのものであることを自覚している。

 どこをみても、何をとってもインチキで欺瞞的なやり方が多い。政権を獲って一カ月半が経過したにも関わらず、国会は開かれず、首相の所信表明もなく、政策に関する具体的な話も一向に上がってこない現状がある。このような政党に世間の方々が何を期待しているのか、全く分からない。何故この政党及びこの内閣の支持率が異常に高いのか、本当に分からない。友愛精神を持った理系の宇宙人ではない為、自分の感覚がズレているだけなのかと自己嫌悪に陥ってしまう。
 上記のような事をもし前政権がしていたら、各メディアはこぞって叩いていただろう。ブレや矛盾が明らかに噴出してきた状況においても、メディアに擁護されてしまう民主とは一体なんなのだろうか。メディアによる偏向記事、メディアによる世論誘導が当たり前のように行われる社会は好ましくはないだろう。公正・中立・正確な立場にメディアが立てないというのなら、最初からメディアがどんなスタンスで記事を書くのか宣言しておくべきなのではないか。これらのメディアの所為で、日本の社会が、とんでもない崖っぷちに立たされているような気がしてならない。