本日召集の特別国会等を経て、第93代、60人目の首相が選出される。その後、同日中に組閣を終え民主、社民、国民新3党連立の新政権が発足するようだ。それに先立ち、民主党鳩山由紀夫代表は、政権発足後の新内閣の閣僚人事を固め、入閣候補者に閣僚ポストを内示したようである。詳細は明らかにされていないが、昨日からいろいろな方々の名前が報道等にて挙がっている。
 その中に、何かの冗談かと思われるような名前を見つけた。
 社民党の某党首に少子化担当相???
 僅か7議席しかない政党なのに、厚かましくも、何らかのポストを要求していた事は知っていた。しかし、まさか少子化担当相のポストが割り振られるとは思っていなかった。この人は、自身の子供が18歳になったら【家族解散式】というのをやろうと考えている人である。家族制度に反対の意を示し、家族の絆等から解放されたいという、一般的な思想を持った人々には理解できない(方向性が間違っているとしか思えない)ジェンダーフリー論を提唱している人である≪産まない選択、子供を持たない楽しさ≫という著書を出していたはず。
 このような方に少子化担当相というポストを与える行為は、真逆をいく行為ではないのか。それとも少子化担当相とは、その程度のポストなのか。又は、その程度の価値しかないのか。どうせウケを狙うなら、防衛大臣にでも任命すれば良かったのではないのか。
 このような内閣を「オールスター内閣」と銘打って報道するメディアがあったりする事に強烈な寒気を覚える。