夏休みも終わり、昨日から学校が始まった。子供達は皆、通常通りの生活に戻り、間近に迫った運動会の準備に忙しいようである。スポ少の5・6年生は概ね応援団となっているらしく、放課後も応援練習に時間を取られる。大会を間近に控えているが、ここ暫くの(放課後における)優先順位は、1)応援練習 2)スポ少活動となるようである。
 今まで、特に意識して考えた事はなかったが、スポーツ少年団の活動と、小学校の活動は根本的に別である。校区を基盤に活動をし、学校施設を貸す・借りるという部分でしかリンクしていないような気がする。大会があったとしても、学校の先生が応援に駆け付けると言う事は先ずない。長男の所属するスポーツ少年団に限っての事かもしれないが、この現状では学校側と良好なコミュニケーションが図れているとは決して言えないだろう。
 スポーツ少年団とは、スポーツを通じて、青少年の健全育成を目的とする社会教育の団体であり、学校とは別の組織である。しかし一応は、教育・生涯学習の一環として位置づけられる活動であると解釈でき、こころとからだの育成、社会教育という部分で学校における教育と通ずるものがあるような気がする。にも関わらず、学校ではなく地域社会に活動の拠点があるというだけで、こうもリンク出来なくなるものかと思ってしまう。例えの話になるが、スポーツ少年団が全国大会で優勝したとしても、いまの体制に基づけば、小学校のPTA広報誌にその記事を載せることさえ出来ない。
 学校のバックアップがないから、上手く活動出来ないという訳ではないが、学校は学校、スポーツ少年団スポーツ少年団として、分けて1人の子供を見るという事が、果たして今の世に合ったことなのかと思ってしまう。前のブログに記載したように、仮に中学の進路相談をしなければならなくなった場合、親として、一体誰に相談したら良いのだろうかと考えてしまう。