政権選択を最大の焦点とする第45回衆院選は、民主党過半数(241議席)をはるかに上回る308議席を獲得し、これから先、日本は民主党中心の政権に舵取りを任せることになったようだ。
 個人的な見解として、過去のブログにもいろいろ書いてきたが、民主政権に対しては、あまり良い印象を持っていない。期待よりも不安の方がはるかに大きい。選挙結果を見れば、国民の自公政権に対する不信が圧倒的なものだったと感じずにはいられないが、戦後60年以上も、安定した社会を維持継続してきた日本で、ここまで大きく針が振られることがあっていいのかと思ってしまう。
 しかし、政権交代がこうして実現してしまった以上、文句ばかりをここで並べ立てても仕様がない。これから先、しっかりと民主の政策運営を凝視し、一つ一つの政策・法案に自己の見解を述べられるだけの力を付けねばならないだろう。衆院選前からの与野党の攻防を通し、これだけ政治に関心を持てたことは自己にとっての収穫であったと思う。
 それにしてもマスコミによる世論誘導・印象操作は恐ろしいものだ・・・。
 郵政選挙の時もそうだが、流行に流される国民性もある意味問題だ・・・。