(ロータリークラブ旗大会)リーグ戦6戦全勝。3試合を残しているが、現在、(暫定)首位で何とも気分が良い。残り3つも全て勝ち、是が非でも旗を1つ獲って貰いたいものである。
 昨日、スポ少黒部市予選にて苦杯を嘗めさせられたチームを相手に、今期のベストゲームとも言える試合を展開し、1対0で見事リベンジを果たした。黒部市ナンバー2の座を賭けた争いを制した勢いで、現王者(学童県大会王者)チームに臨みたいところだが、王者チームは全国大会参加に向けた準備(調整)が忙しいらしく、市のリーグ戦どころではない様子。結局、強い者を中心に世の中が動くのは、子供達の世界も同じである。
 単に王者への憧れか、世の中を知っての事か、どちらか分からないが、長男はとにかく強いチームに所属し野球がしたいようである。最近は次期チームの編成を少しずつ意識し始め、対戦毎に市内他チームの様子を観察するようになってきた。ウイークポイントを探し出し、有利に物事を運ぶには何処を攻めればよいか、どうあれば良いかを自分なりに考えているようである。王者になりたい、強くなりたい、すごい選手になりたいという言葉を口にするだけでなく、その為には何をすべきかを(少しだが)自分で考えて、(少しだが)態度に出せるようになってきた事は良いことだと思う。強くなる為、上手くなる為には相応の練習が必要であると同時に、頭を使うことも必要になる。経験上、与えられた事だけをして、強くなる、上手くなること等は決してない。
 そのような意味から、自分のチームと他のチームを比較し、そこからいろんな考えを持てるようになったことは良い傾向と言える。後は(王者になる為)不足しているものを見つけ出し、必要な練習を自分で考えて出来るようになれば、もっと野球が好きになるし、もっと上手くもなるだろう。実はロードワークや素振り等、きつい反復練習の中にも強くなる為、上手くなる為のヒントが多く隠されている。自分で考え、いろんな工夫が出来るようになった時、長男自身が望むような一段高いレベルでの野球も見えてこよう。
 (自分は、残念ながらこの事に気付くのが遅すぎた・・・。)