昨日、長男の担任の先生による家庭訪問があったらしい。
 嫁曰く、滞在時間は概ね5分程度で、先生が自ら言った言葉は、「5月22日に市の連合体育大会があり、選手種目(中距離走とリレー)に出場する予定がある為、体調を崩さないよう、しっかりと管理してあげてほしい。」という言葉だけだったようである。後は、こちらが聞いた事に一言二言で答えるに留まっていたとのこと。
 学校での出来事は、あまり長男の口から聞くことがない。野球での出来事はこちらが聞かなくても話をしてくるくせに、学校での事は全く話そうとしない。その為、普段どのように学校生活を送っているのか、本人の性格等から想像することは出来ても、実態については親でありながら正直知らない。家庭訪問や個別懇談、授業参観という機会でしか学校での生活を知ることが出来ない為、このような機会に勉強・友達関係・学級活動等について、しっかり出来ているのか等ということを(良い面も悪い面も含めて)報告してほしかったというのが本音である。この程度の事ならば、連絡帳や電話等で伝えれば済む話だと思う。
 学校の先生方が忙しいのは十分理解できるし、家庭訪問が無駄なことだとは決して思わない。但し、慣習的に行うような家庭訪問ならば、やらない方が良いのではないかと思う。慣習的であるから、先生の言葉も少ないし、伝えようとする内容も定まらないのではないだろうか。それだけ問題のない子供という解釈の仕方もあるが、そこにしか特徴のない子供という解釈も出来る。学校での事を教えてもらいたいと思い臨んだ家庭訪問で、言われた言葉が上記のような言葉だけだとしたら、誰だって拍子抜けするだろう。
 我が家は、どちらかというと野球の方を優先に考える傾向がある家庭なので、怪我や病気等の体調に関する事は、普段から一般の家庭より気を付けているつもりである。だから余計にそう思ったのかもしれない。