先月中頃から、ずっと回復期リハ病棟の病床稼働率が上がらない。
 例年なら4月或いは5月に来ていた波(病床稼働率の低下)が、今年は一段と早く訪れているようである。
 医療機関への受診も、世の景気に左右されるのか・・・。
 それとも、比較的過ごしやすい天候にあったことに左右されるのか・・・。
 新川医療圏から富山医療圏の回復期という流れは流石にないだろう・・・。
 いろいろと考えてはみるが、その原因が分からない。原因が分からない為、対応策の打ち様がない。ただ、一つ言える事は、8割方決まったルートに依存するスタイルでは、病床稼働率もそのルートに左右されてしまうということである。これから先、このような事態も考慮し、新川医療圏において、5:3:2或いは6:2:2程度のルート割合に持っていく努力をしなければならないだろう。その為に、時々(邪魔にならない程度)各病院に顔を出しておくことも必要か。
 それにしても、この時期に退院の促進に悩まされることはあっても、病床稼働率の維持及び向上に悩まされることがあろうとは考えもしなかった。
 世の中、何かがおかしくなっている・・・。