先月28日(日)、まる1日宮野球場に居た為か、その日以降、目の痒み、くしゃみ、鼻水、鼻づまりという症状に悩まされている。日は射し込んでいたものの、風があり思ったよりも寒かった為、風邪をこじらせてしまったという程度で済めばよいのだが、例の「花粉症」というものなら厄介な話である。
 花粉症とは、花粉によって生じるアレルギー疾患の総称で、体の免疫反応が花粉に過剰に反応して、くしゃみが出る、目が痒くなるなどの症状が出るらしい。今日のような天候が悪い日には花粉の飛散量が少なく症状が出ないこともあるという。いずれにせよ、自覚の促しや来年以降に備えの為には専門医による診察が必要であろう。
 万が一、花粉症に罹ってしまった場合、自然治癒するのは数%で、ほとんどの人は治らないとのこと。放っておいたら悪化する一方で、早めの治療が必要らしい。
 1つは、点眼薬、点鼻薬、内服液を使う「対症療法」
 もう1つは、花粉症を根本から治療する「根治療」
 詳しい事は知らないが、「根治療」は、(期間を置きながら)2年程度も注射を打ち続けなければならず、かなりの費用と時間を要する様である。一応、保険適用となっているらしいが、根気のいる作業で即効性を求める人には向かない。
 何でも誰かのせいしてしまうのも良くないが、元をたどれば、国策において大量に杉を植林した事、そしてその不十分な管理体制が一つの要因だと思われる。多くの国民が、春を迎えるこの時期に悩まなくても良いよう、国は積極的な対策や有効で安価な治療法の確立を目指し努力すべきだろう。
 目や鼻の都合が悪いと、物事に集中出来なくて、本当に辛い・・・。