次男が4月から保育所に通うことになった。来週金曜日に入園の説明会が行われるとのことである。自分とすれば、既にリタイヤした両親(子供からみれば、じじ・ばば)がいる為、「もう1年面倒を見てもらっても良いのでは。」と考えていたが、嫁がそれを許さなかった。
 自分の居住する地域においては、少子化により数年前に幼稚園と保育所が統合されてしまっている。この辺りは都会における入所待機児童の問題とはまた違った意味合いを持った「幼保一元化」と言えよう。その都会の方では、保育ニーズの変化により幼稚園でも保育時間を延長する「預かり保育」が広がる地域もあるという。上記のような様々な理由により保育所とのボーダーレス化が進んでいく現状があると思われる。何においてもそうであるが、社会構造の変化が速過ぎて、制度と実態が合わなくなってきているようだ。少子化自治体の財政難等々を背景に、これから先「幼保一元化」が進んでいくものと思われる。
 おかげで、4月からは更に3万円程度の出費が増える事となりそうだ。幼稚園ならば、授業料に給食費や教材費をあわせても概ね1万弱の出費で済むのだろうが、保育所は(所得により負担する保育料は各家庭で異なるが)なにげに保育料が高い。幼稚園と保育所、確かに在園在所時間や監督官庁などが異なるとはいえ、未就学の幼児を預かる点でそんなに大きな違いはないはずだろう。なのにこの負担料金の大きな違いは一体なんなのだろう。
 幼保一元化と言うならば、その負担料金も少し検討してほしいものである。