服役中の日本人男性を父親とする認知届を勝手に提出し、子供に日本国籍を取得させようとしたとして、警視庁組織犯罪対策1課と池袋署は、公正証書原本不実記載などの疑いで、いずれも中国籍の男女及びブローカーの3人を逮捕したそうだ。
 昨年11月、未婚の日本人の父と外国人の母との間に生まれた子の国籍取得要件から両親の結婚を外し、出生後に父親が認知すれば国籍が取れるようにする国籍法改正案を全会一致で可決した時から懸念されていた問題事項が、早くも浮き彫りになったようである。
 民主党は、「政権交代」を叫ぶばかりではなく、参院においてDNA検査の付帯を何故に拒否したのか、今すぐ説明すべきではないか。国民生活目線で国民のための政治をするのであれば、この国籍法の改悪が、国民にとってどんなメリットがあるのかを説明すべきである。挙げ足を取るばかりで、あらぬ方向を向いた政党ならば、総選挙があったとしても、とても一票を投じることは出来ない。
 そして、本当に何度も書くが、メディアもメディアである。国籍法改正前からこういった犯罪を危惧して国民に伝えるのが、メディアの本来の役割だろう・・・。
 視聴率なのか売上なのか分からないが、数字がほしいばかりに首相の挙げ足取りばかりしている場合でないことに早く気が付くべきである。少なくとも真にほしい情報がない今の報道番組は信用が置けない。と、個人的に思う。
 一国民の愚痴でしかないけれど、日本どこ向かって行くのか心配でならない。