昨日、ホンダが新型ハイブリッド車インサイト」を本日6日から発売すると発表した。最も安いモデルで189万円という戦略的な低価格を打ち出し、ガソリン1リットル当たり30キロという低燃費を実現したとのこと。
 単純に40リットルタンクと仮定して、1リットル30キロなら、1回の給油で1200キロの走行が可能になる。自分の生活において考えると、概ね1ヶ月半から2ヶ月程度は給油しないで済むことになる。
 加えて、政府は昨年末に緊急経済対策の一環として、21年4月から3年間はハイブリッド車自動車取得税自動車重量税(3年分)を免除することを決定している。この「インサイト」の場合、免税額は15万円余りだという。4月まで登録を控えれば、現行の税制上の差額は11万円近くになるという。ホンダ側は、その減税分との差額を還元するなどの支援策も実施していくらしい。
 これらのこと考慮し、高いとみるか安いとみるか・・・。
 まあしかし、この不況時に一石を投じた価格設定は評価できることだと思う。このように各社が低燃費のハイブリット車を200万前後の価格で抑えられるなら、今後の市場の推移が個人的な楽しみになる。ただし、過度な値下げ合戦は更なる業界不振に繋がる恐れがある為、程ほどに。