今朝の某スポーツ紙によれば、民主党の副代表が昨日の参院予算委員会で、月刊誌に掲載された麻生首相の論文から抜粋した漢字をパネルにし、「相当高度。あなたの漢字力で読めるのか」と首相を追及したとのこと。
 アメリカでは、オバマ新大統領が就任演説で8250億ドル規模とみられる景気対策を最優先課題とする意向を打ち出し、大胆かつ迅速な行動がとれる大統領であることを印象付けた。又、イギリスは、既に国を揺るがす経済不況に対し、党を超えた景気対策に取り組んでいるという。
 そんな中、我が国の国会議員は一体何をしているのか・・・。
 概ねは本来あるべき予算の審議に時間が費やされているとは思うが、それにしても、こんな質問は国民の利益に一切繋がらないだろう。大体、首相のゴーストライターがどうだこうだ、漢字力がどうだこうだ等はこれほどまでに問題視する必要が何処にあるのかと思う。
 国民の血税で行われる審議の場において、それに値する質問や仕事をしない議員は、すぐさま退場し、議員給与を返納せよと言いたくなる。下手な議員活動をするよりもそうしてもらった方がずっと国民及び国家財政の為になるのではないか。
オバマ大統領並に期待される政治家の出現が望まれる。