昨日、長男の野球の練習を見に行った。
 長尺バットによる素振りの成果かどうか分からないが、体の中心軸が幾分か定まってきたように思われる。長男自身も自分のポイント迄、ボールを呼び込み、中心軸を使って(腰の回転で)一気にボールを打ち抜くイメージがようやく出来てきたようである。フリーバッティングの際等、イメージ通りに振り抜けた時の打球は昨秋よりも格段に速くなっている。ただ完成という訳ではなく、時々ボールに合わせ、手だけで打ちに行く等のミスも未だある。試合が始まる3月上旬頃までに何とか良いイメージを自分のものとして体現出来れば良いと思う。
 そう思いながら、練習を見ていた矢先、思わぬニュースが飛び込んできた。
 何と、練習試合の一発目の相手が決まったらしい。
 それは全国大会の常連チームで、近畿地方のチームであるとのこと。何でも走塁技術が半端ではなく、チーム全員が意図を以て走れるチームであるらしい。走る野球を目指す長男のチームにとって学ぶべき所は恐らくたくさんあるだろう。遠征試合になる為、その分の出費は痛いが、ここは一つ我慢である。
 少年野球と言えど、長男の属するチームは一昨年、昨年と年間に(練習試合も含め)90試合近く行っている。今年も恐らく70〜80試合以上は行う事になるだろう。近畿遠征はそのうちの僅か1〜2試合に過ぎないが、今年のチームの実力を知る上で非常に重要な試合になるだろう。長男にとっても重要である。
強豪相手に自分の思うようなプレーが出来るか・・・。
思うようなプレーが出来ない時は、どう立て直すか・・・。
内野は足を使われた時、どう対処するか・・・。
自滅しても良いが、そこから何を学ぶか、そのあとに何を活かすか・・・。
いまから考えてもワクワクする。春先に向けて楽しみが一つ出来たようだ。