「2018年の世界の食料需給見通し」(農水省発表)によると、アジアやアフリカ地域の人口増加や、中国など新興国の経済発展を背景に食料需要が伸び、小麦やトウモロコシといった穀物の国際価格は06年に比べて名目で3割以上アップ、物価変動の影響を除いた実質でも約1割上昇するとのことである。特にトウモロコシはバイオ燃料用や飼料用の需要が伸び、生産量は消費拡大に追いつかないらしい。
 10年も先の見通しなので、正直???である。
 しかし、値上がりが予測されるということであるなら、何か手を打たないといけない事だけは理解できる。
 例えば
・生産の調整を緩和し、日本の食料自給率、食料生産率を上げる努力
・生産の調整を緩和し、第一次産業の担い手を拡充する努力
・電気自動車、水素自動車開発etc
 日本の自動車メーカーによる電気自動車や水素自動車の開発には特に期待したい。開発後に欧米等へ上手く売り込むことが出来れば、バイオエタノール価格の下げに繋がり、穀物価格の高騰も抑えることが出来るのではないだろうかと考えている。
単に車に興味があるだけの話だが、是非実現を望みたい。