昨日、長男の野球の練習が珍しく午前中だけで終わった。
 特に昼からすることもなく、ダラダラと家でテレビを過ごしていると、何気に全国高校駅伝の中継をしていた。テレビの画面にチラチラ映る外国人留学生が無性に気になり、暫く高校駅伝を見ることにした。
 あまり目にすることがないスポーツだけにその実情は全く分からないが、外国人留学生を受け入れている高校が思った以上に多くあるよう。なんでも今年からは第一区の走者には外国人留学生を配置しないというルールまで出来上がっていたことに驚きを感じた。
 時々、甲子園にも外国人留学生を要した高校が出場したりすることもある。日本の高校野球レベルは相当高いレベルにあると言われ、留学生の存在はあっても不思議ではない。ただ、こちらが思うほど、高校野球における外国人留学生の数は定着していないようである。外国の方に甲子園という意義を見出すことが難しいこともあるだろう。又、日本独特の自己犠牲、連帯責任の精神、そして(質や量ともに)自虐的練習が他国の方には馴染まないこともあるだろう。精神世界の分野において定着していかないのが一番の原因ではないかと勝手ながらに考えている。
 そういう意味では、高校界におけるスポーツはどれも一緒か・・・。
 異国という慣れない土地で生活を送り、かつレギュラーを掴むという事は並大抵の根性では到底為し得ないことである。テレビ画面に映る外国人留学生を上記のような理由にて勝手ながらに応援した。
 結果、日本人選手だけで構成した佐久長聖が初V・・・。
 日本人選手だけのチームとしては1997年の西脇工(兵庫)の2時間3分18秒を1分更新する日本高校最高記録をマークとのこと。