財務省が、2009年度の国債発行計画を発表したようだ。年度末の国債発行残高は2008年度末の国債発行残高と比べ約17.9兆円増の581兆1000億円程度に膨らみ、過去最悪を更新する見込みだそう。これは国の税収の約13年分に相当し、国民1人当たりの借金に換算すれば、14万円増の456万円に達するとのこと。 
 ここ最近景気の良い話など聞いた事がないので、この手のニュースには驚きや怒りはなくなった。しかし、「国民1人当たりの借金に換算すれば・・・」って、明らかにおかしい表現だろう。正しく表記しなおせば、国民が借金をしているのではなく、「国家が国民にしている借金・・・」の間違いではないのか。
 危機的状況としてこんな報道する一方で、どこぞの特殊法人では昼食手当の支給が継続的に行われていたとの報道も・・・。
 官僚や政治家は一体誰のお金だと思ってこんな無駄な出費ばかりしているのだろうか。
「(6人家族なので)456万円×6人分返して欲しい。」と言いたくなる。