昨日、長男の為に注文しておいた新しいグローブが届いた。
 今回は少し良いグローブを使わせたく、スポーツ販売店に勤めている大学時代の知人を通じて、福岡県にある専門店を紹介してもらった。専門店とはメールによる遣り取りのみだが、その都度、こちらの注文に応えてくれることが嬉しかった。そして、昨日届いたグローブを見て更に感動。さりげなく添えられている職人さん直筆の手紙にまたまた感動。と100%の満足感を与えてもらった。
 湯もみ・型付け、更に土手部分の紐を従来の横綴じではなく、縦綴じにしてもらっておいた為、新品だが柔らかくいま直ぐにでも使えそうな状態で届いた。その他、内野手だが、しっかりとボールを掴む感覚を覚えさせたい為、ポケットを広くやや深めにしてほしいという細かな要望にも見事に応じてくれていた。長男に使わせるのがもったいなく、このまま、自分の書斎の棚の上にずっと飾って置いておきたいとさえ思われるぐらいの出来である。
 長男は、何にも感じることなく、多分今日から試用するのだろう・・・。
 今でも時々野球に携わる仕事がしたかったと思う事がある。表舞台ではないにしろ、グローブ一つ、バット一本でこれだけ人を喜ばせる事が出来る「職人」という道もあったのかと今更ながらに思ってしまった。もう少し早く気付いていれば、今とは違う道を歩んでいたのかもしれない。