8月最終週のJR西日本大会まで残すところ10日余りとなった。
 昨日、ナイターでの壮行試合を見る限り、一時下がっていたチームの調子も少しずつ上向きで、大会を迎える頃にはピークになるのではないかと思っている。但し、走塁上のミス、守備シフト上のミス、バッテリー間の配球ミス等、細かいミスが所々見受けられる為、その辺りの修正をこれから図らねばならない。
 特に外野手は、一つのミスが失点に繋がることを理解しつつ、打者や場面によっては大胆なシフトを敷くなどの工夫を覚えてもらいたい。センターを守る選手が外野の守備を全体的にコントロール出来るようになるのが理想かと・・・。
 今、水戸市では小学生の甲子園と言われる全国大会が開催されている。富山県大会で圧倒的な力を見せ勝ち上がったあのチームも初戦で姿を消したという。詳しい試合内容は知らないが、試合序盤にビックイニングを作られ、そのままズルズルと試合の流れを持っていかれたとのことである。
 オリンピックや甲子園でも独特の雰囲気の中、本来の力を出し切れず敗れてしまうことが多々あるようだ。大きな大会に場慣れした選手達でさえ冷静さを欠くことがあるという。田舎チームだけにこのような大きな場では特に冷静さを欠いてしまうのではないかと心配でならない。
 先攻にしろ後攻にしろ、先ずはプレーボール直後の第1球。
 気持ちの入ったスイングor気持ちの入った投球ができるかどうかが試合の流れを決めるポイントとなるだろう。