高円宮賜杯学童野球大会黒部市予選を苦しみながらも勝ち抜き、見事に県大会への代表権を奪取した。
 昨秋の新人戦、先月の若鷲旗に続き黒部市の大会では三つ目のタイトルである。幸い、此処までタイトルこそは順調に獲れている。しかし、市内チームの力の差は徐々になくなりつつあるようで、準決勝では一瞬負けが頭を過ぎった程である。
 選手達も同じように感じたらしく、祝勝会の場でも、県大会までの一ヶ月半をどう過ごすか、今大会を振り返ってどうだったかを、個人個人がしっかりとした意見を口にしていた。
 我が長男は「もっと力をつけて、チームの為になれるよう頑張りたい。」と言っていた。何処で習った表現か知らないが、正直何がしたいのか良く分からない。そこは子供なのだから、ストレートに「試合に出られるよう練習します。」と言っても良いだろう。こいつも親と一緒で自己のアピールが苦手なようだ。
 とにかく、県大会で4連勝すれば、目標の全国大会である。残り一ヶ月半怪我に注意し、しっかり練習してほしい。
 その間、我が長男の為にどんな難しい打球でも難なく捌ける魔法のグローブと飛躍的に飛距離がアップする魔法のバットでも探しておこう。