取り敢えず、初戦突破。
 試合前より入れ込みすぎている感があり、
 もしかすると・・・、負けるかも。
 という嫌な考えもあったが、取り敢えず無事に初戦突破することができた。
 チームの安打数は僅かに2本だったが、効率よく点が取れた。初回にノーヒットで先取点を奪い、試合の主導権を握れたことが大きかった。そして一度握った主導権を相手に渡さなかったという点は最大限に評価できる。ただ、もう少しバッターボックス内で気持ちの余裕がほしいところ・・・。
 チームが勝利しても面白くない顔をした子供が1人いる。我が長男だ。
 ほんの少し前に夏以降を見据えて練習すると決めたばかり。しかしそこはまだ子供で、いざ大会を迎え、試合に出ている選手達を見るとやっぱり羨ましいらしい。同じチームであっても試合に出ている選手と自分との間に壁を感じるとのことである。気持ちや感情をコントロール出来ず、面に現すようでは(最近お気に入りの)荒木や井端のような選手に近づくことはできない。
 5年生・6年生を相手にレギュラーの座を争おうとする心意気、負けん気の強さは十分認める。しかし、未だ4年生になったばかりで、ベンチ内でも覚えるべきことが沢山あるはず。
 我慢することもまた勉強だ。