昨晩、2月9日に開催するティーボール大会の準備を兼ねて、黒部市総合体育館へ行った。コートの使用方法、団旗や掲示物の配置等をあらかた決定し、外へ向かった。
 積雪や降雪もなかった為、直ぐ車へは向かわず、走れたら走ろうと思い、一応グラウンドを覗いてみると、暗闇の中を走っている人が3人程いた。この時期、自分以外に外を走ろうとする人間がいることに驚くと同時に、この時期、普通に外を走れるということに不思議な感覚を覚えた。
 本当に数年前迄は、グラウンドは雪に覆われ、長靴を履かないと走れない程だった。さらに遡り、自分が高校生だった頃、グラウンドの雪を少しでも早く溶かそうと、わざと雪上サッカーをしたり、ラグビーをしたり、歩くスキーを装着し、グラウンドの中を何周も歩いていたことを思い出す。野球をする上で雪は確かにハンデだが、雪の中を走ることで、強い足腰を作ることができたのも事実である。そういう意味で、今の子供達は恵まれているのか恵まれていないのか・・・。
 年中、ボールを使った練習が出来るような環境を与えられたことと引き換えに、基礎体力を向上させる為のトレーニング機会が減っているような気がする。その辺りのバランスを考え、練習メニューを組まなくてはならない。それが上手く出来た時、深紅あるいは紫紺の優勝旗が初めて立山連邦を越えるのではないかと考える。
 以上のような事をいろいろ考えながら、寒い夜の路を走っていた。
 それにしても、やはり近年の気象は異常だ。