政治家のメディア露出がここ最近不快に思える。
 昨晩も、某テレビ局で与党と野党の論争を全面に押し出した番組を放映していた。選挙戦を睨んでか、政治家の方々は自論を積極的に主張している。政治家ならば、自己の主張があって当然である。しかしそれよりも目に付くのは、主張している人の話を最後まで聞こうとしない姿、挙げ足ばかりとる姿、批判中心の論調である。一国を中心で支える方々のこのような政治スタンスは正直どうかと思う。行き過ぎたパフォーマンスならば、いらぬ誤解を招いてしまう。
 「政策論争は、所詮、票を獲得する為の手段に過ぎないのだろう」と。
 有権者は純粋に自分達の生活・暮らしの向上を望んでいる。それを叶えてくれる若しくは叶えようと一生懸命頑張ってくれる政治家を支持する。何も政治家や政党の派手なパフォーマンスを支持している訳ではない。パフォーマンスだけの政治家や政党には何も期待していないのである。ディスカッションの技法なのか何なのか知らないが、話を聞かない・批判展開という姿勢はどう映るだろう。是非、考えてもらいたい。
 それにしても、この方々、政党の枠を超え、同じ意見を持つもの同士として融和しながら政策を作っていくことができないものかと、素人ながら考えてしまう。