またしても緊急事態が発生した。
 明日、転院が決まっていた方の受入先病院SWから連絡があり、「明日の受入は待ってほしい」とのこと。しかも「再調整の努力はするが、出来なかった場合はごめんなさい。」と要らぬ一言が先に付いてきた。このような場合、先ず結論ありきでもよいが、納得のいく理由の説明が先ではないだろうか。
 何かがおかしい。
 個人レベルでの付き合いならば、前述のような遣り取りで済まされようが、これは病院と病院、いわばビジネスでの話である。こちらが背負うリスクがあまりにも大きすぎてフェアではない。この方及びこの方の家族が宙に浮いてしまった現状をこちらでフォローせよと一方的に押し付けられたことになる。明らかに先方のミスであるのに尻拭いをしなければならないことに依然として納得がいかない。
 電話口での応対の仕方、利用者を無視した対応、こちらが背負うリスク・・・etc。
 このような事は、一般社会において許されてしまう行為なのだろうか。医療という特殊な環境に身を置き、社会の常識・非常識が分からなくなってしまっているのではないだろうか。この件を通して、自身の言動にも気を付けねばと・・・。
 でも、さすがに今回ばかりは我慢がならない。気持ちを切り替えようとは思うが、切り替えが出来ず、現在も悶々としたままである。
 いっそのこと、苦情として県の高齢福祉課にでも。
 と思ってしまう。