土曜日、ヤクルトスワローズの現役選手による野球教室。
 日曜日、午前中は練習、午後より親子での試合。
 またしても、折角の休日が、野球によって潰されてしまった。本格的なシーズンオフに入るまでは、これも仕方がないと思って諦めるしかない。未だ物事が分かる歳ではないが、なんか次男に申し訳ないような気がする。
 ただ、土曜日の野球教室は長男にとっても自分にとっても良かった思っている。市内7チームの選手が参加しているので、個別に練習を見てくれる訳ではないが、プロ野球選手の投球、打球を同じ位置から見ることが出来る。そしてたった1打席、わずか1球だが、プロ野球選手が投げたボールを打ち返すことが出来た(結果、ファーストゴロだった)。
その結果は別として、
 「ナイスバッティング。」
 と、声を掛けてもらえたことがすごく嬉しかったらしい。普段、練習中に見せないような顔で自慢げに話をしていた。この自信が、上手くなる為のファーストステップである。この野球教室で、親からは得られない貴重な財産を得ることが出来たようである。
・褒めて育てる
・自信を引き出す
 わかっていても、なかなかこれが実践できない。どうしても親目線で物事を見てしまう為、ちょっといいプレーをしたら直ぐ次の注文をしてしまう。実生活でもそうかもしれない。親や指導者側にも学ぶべきことが多くあったようである。やはりプロ野球選手とは特別な存在なんだということを改めて実感した。
 寒い中、指導してくれた石川選手、鎌田選手、城石選手に感謝したい。
 自分達の時代に、こんな野球教室が開かれていれば、もっと違った角度から野球をすることが出来たかもしれない。