昨日、地区の住民運動会に参加した。例年、何かと理由を付けて、丁重にお断りしていたのだが、取りまとめ役が比較的親しい方であった為、お断りをすることも出来ず、参加することにした。地区の運動会に参加するのは、実に10年振りである。
 地区の中でも、若い人が少ない方の町内である。(自分も30代半ばで、そんなに若くないと思うが)参加しなければならない競技が多い。競技自体はそんなにハードなものではないが、コツが必要なものが多い。失敗したり、もたもたとしていたら容赦なくテントから野次に近い声援が飛ぶ。悪気はないと思うが、けっこう怖い。
 その声援の元は、過去に運動会や町内行事を取りまとめてきた方々である。既に第一線を退き、テントの中の盛り上げ役となっている。そういえば、運動会の参加要請もいつの間にかうちの両親ではなく、自分と嫁になっているし、寄り合いの為に公民館へ足を運ぶのも自分達夫婦が多くなっている。普段、町の中で顔を合わせても、特に意識することはないが、テントの中に居並んだ野次将軍の方々を楽しそうな顔をみて、時間が流れていることを改めて感じた。
 来年はどうしよう・・・。