土、日曜日と回復期リハビリテーション病棟研修会に参加してきた。
 中央で行われる研修は、実に数年振りの参加であった為、正直自分の意見や考えている事が全国レベルでも通用するのか不安だった。数年前に参加した研修では、全国レベルの意識の高さに圧倒され、自分の考え方が未熟なものであることを思い知らされた経緯がある。それ以来、「自信が得られるまでは中央の研修には参加しないでおこう」と決めていた。いや、どちらかというと、避けていたのかもしれない。
 決して自信が得られた訳ではないが、気持ちの面で何らかの変化が欲しく、今回の研修へ臨んだ。
 講義、そしてワークショップ・・・。受信型の人間である自分にとって、このワークショップなるものが、一番の難関である。ここで、自分の意見が言えるかどうかが、自分のレベルを計る機会になる。前回はこれで自信を喪失した。高校から大学へ上がると、野球のスピード感も一気に上がる。そのスピード感についていけず、この先やってていけるのかと不安になった。その感覚と何となく似ていた。
 今回は・・・。
 何か通用しているようだった。自分が提示する意見に皆が耳を傾け、そして意見を返してくれる。返ってくる言葉も分かり易い。同じレベルの病院を対象とする研修であったことも理由として挙げられるが、少し安心した。そして自分の考えていることが間違っていないことを確認することもできた。その考えをどのように実践に結び付けていくか等の課題は残っているものの、得るものは多くあった。医療ソーシャルワーカー専門研修の参加に向けて、良い再スタートが切れたと思う。
 でもさすがに体力的にキツイのだけは、どうすることも出来ないのだろう。